
ガスブローバック®
「WA【コルト】コンバット・ガバメント ワイルドホーク」
■ 特別価格 43,560円(通常価格 48,400円)
■ 数量限定品
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大ヒット刑事アクション映画でも活躍した、80年代型コルト コンバット・ガバメントを
ダンディーなラバーグリップを装備したワイルドホーク SARABA ver. としてモデルアップ。

1911年3月29日付でコルト社の新型大口径軍用拳銃がM1911として米合衆国陸軍に制式装備として採用されました。
第一次世界大戦での実戦配備を経て、1924年~26年にかけて主に外装パーツの改良を実施し、そのM1911改良型はA1と名付けられて米陸軍を始め同海軍、海兵隊に配備されます。
コルト社はこの完成された45オートマチックピストルに「ガバメント・モデル(官給型)」の冠を与え民間市場に投入し大きな成功をおさめます。
コルト・ガバメントは1985年に、9mm弾を使用するベレッタM9に米軍制式拳銃の座を譲ることになりますが、70年以上に渡り米国を守り続けた優れたデザインと.45口径の圧倒的なマンストッピングパワーには時代を超越した信頼感が根強く生き続けており、海兵隊や陸軍の特殊部隊では独自にガバメント・モデル=1911オートを継続して使用したといいます。

2019年には、米司法省に所属するU.S.マーシャルのSWAT部隊として編成された特殊作戦グループ、SOG(Special Operations Group)が、ダブルスタック(複列式弾倉=ハイキャパシティ)の1911オートを制式装備として採用したことが起因となり法執行機関向けデューティーガンの常識が塗り替えられようとしています。
一時はグロックをはじめとするポリマーフレームのオートピストルに席巻されていたローエンフォースメントマーケットに、100年以上前に開発された1911オートが返り咲いたのは何故でしょうか?
それは、数多くの戦火でバトルプルーフされた実績を持つ数少ない拳銃のひとつであること。
高い信頼性を誇るストレートプルのシングルアクショントリガーをはじめとするエルゴノミクスに優れたデザインで設計されていること。
また拡張性が非常に高く、あらゆる用途にあわせたカスタマイズが容易であることが挙げられます。

さて、コテコテのカスタム1911もイイですが、オーソドックスなガバメントには何ものにもかえがたい魅力がありますよね。
しかしながら、実用性を考えるとドノーマルのコルト・ガバメントには不利な面もあるのです。
そこで、ドノーマルなんだけど必要最小限の実用面だけアップデートしたガバがあれば最強じゃね?
そのようなことを考えたのかなかったのか、時代はさかのぼり1980年代のコルト・ガバメントにも、そんな動きがありました。
1984年頃に限定的にリリースされた「コルト コンバット・ガバメント」もそういった背景で生まれた非常に珍しいバリエーションなのです。

現代タクティカルの観点からみて、最もドノーマル・ガバの不利な点として挙げられるのがフロントとリアのサイトです。
ハンドガンを使用した戦闘が現代ほど重要視されていなかった第2次大戦の頃ならまだしも、それはあまりにも小さすぎるわけです。ヤングならまだしも老眼入った世代では全く狙えないわけです。
そして取り入れられたのが、ハイブレードのリア&フリントサイトです。
特にフロントはナショナルマッチのものを流用したらしく、わずかにアンダーカットされたパートリッジサイトとなっており、サイティングした際、サイトの背面が影になるためターゲット用としてはベストのものとなっております。

次に挙げられるポイントは、エジェクションポート。
こちらはガスブローバックガンとは関わりのない話題となりますが、実銃においては死活問題となる重要な部分なのです。
ドノーマルのガバのそれは、あまりにも小さすぎる。
実際のところカートリッジのコンディションによっては排莢不良が発生しやすく問題視される部分といわれています。
コンバット・ガバメントには、モダンなカスタム1911ではごく当たり前に取り入れられている、
排莢口を低くえぐり込む加工と、ケースロールオーバーノッチが追加されています。
これらが入ると、のっぺり気味のレフトサイドビューがやや華やかになってイイですね。

それからコンバット・ガバメントのフレーム側に取り入れられたアップデートが、ちょっと面白いのです。
延長されたロングトリガーと、ストレート形状に改められたメインスプリングハウジングで、こちらもモダンなカスタム1911のほとんどに採用されている形式なのですが、おや?これって近代ガバメントに至る前の「M1911」のシルエットと同じじゃないですか。
では、なぜにM1911 ⇒ M1911A1の改良時にわざわざショートトリガーとアーチハウジングに変更したのでしょうね。まさに先祖がえりではないですか。
まあ、手の大きなアメリカ人にとっては、ロングトリガーの方が断然扱いやすいですし、ドノーマル・ガバの操作上の注意点とされるグリップセフティの解除も、ストレートハウジングの方が誤操作の確立を減らすことができるので、現代タクティカルの観点から改められた部分なのでしょう。

いやー、イイですね。最小限に手が加えられたノーマル・ガバ。漢らしいじゃないですか。
WAのコルト・ガバメントではモデルアップの機会が(非常に)少ない「マークⅣシリーズ80」のマーキングもガバ好きのハートをくすぐります。
鋸刃状だけど斜めになったコッキングセレーションと、ランパンコルトのメダリオンまでブラックアウトされたラバーグリップといった本来のコンバット・ガバメントとは異なる仕様は、どうやら持ち主のヒトの好みらしいですよ…。

いかがでしょうか? サラバとはいわない、帰ってきたワイルドホーク(どっちなんだ?!)
現代的なゴリゴリのタクティカル1911もイイですが、余分な飾りはいらないゼ、とでも語りかけてくるようなトラディショナルなスタイルが、いぶし銀の魅力を放つ往年のガバメントをあなたのコレクションに加えてられてみては。
今回も少量生産ですので、是非この機会をお見逃しなく。
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